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「気持ちの本」を読んで~感情に気づく・感じる・表現することの大切さ~

リトリーブサイコセラピー®という
心理療法を中心に

他人軸人生から卒業し
自分を愛し生きる力と喜びを取り戻す
お手伝いをしています

心理セラピスト 石原由美子です。

 

 

先日、久しぶりに
何事にも感情的になってしまう
そんな自分に気づきました(汗

 

感情的になる自分を感じながら

 

●私、何がいいたいんだろう
●辻褄が合わないこと言ってる
●感情的になるって自分がパニックだな

こんなことも同時に感じていました。

 

なんというか

穏やかな会話の時とは違う
”後味の悪さ”を
感情的になった本人が感じたのでした(汗

 

感情的な状態が
決して悪いとは言いませんが

人と会話をする上では
ベストな状態でないと言えそうですね。

 

また、久しぶりに感情的になれたことで
自分の感情的になりやすいパターンを
見つけることが出来た気がします。

 

1.日々、自分が感じている気持ちを
我慢・なかったことにしたり
そのままスルーしている事が多い。
(気づかないまま溜め込んでいる)

2.モヤモヤやイライラを感じても
その感覚を明らかにしないで
そのままにしている(言語化しない)
※「私は○○と感じているんだ」と整理しない
(気づいても内側をみようとしていない)

 

そんな自分の傾向に気づいたとき

大切にしてる
こちらの本をふと思い出しました。

 

「 気持ちの本 」

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作:森田ゆり 絵:たくさんの子どもたち

 

 

~・~・~・あとがきの一部より~・~・~

この本は、
自分のどのような感情も否定しないで、
まずは受けいれること、
感情を人に率直に表現することの大切さ、

怒りや悔しさなどの感情は
どのように人に語ることができるのか、

そして、よい聴き手になるためには何ができるかを、
子どもたちに伝えるために書きました。

同時に、同じことを、子どものまわりにいる、
おとなのあなたにも伝えたくて書きました。

子どもたちの、
そしてあなたの心の健康維持のために、
この本を活用してください。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

 

私はこの本を初めて読んだとき

生きるために大切な
ここころの教科書だ

こんな感想を持ったのを覚えています。

 

だって、気持ちや感情について
誰かに教わることってありましたか?

 

モヤモヤやイライラに対して
どう対処していいのか?

気持ちを人に伝える方法って

誰かから教えてもらったことありますか?

 

なのに、なのに!

 

家族や学校や社会
あらゆる人間関係の中で

私たちは何らかしらの不快な感情に
悩まされたり立ち止まることが多い。

 

 

今日は

リトリーブサイコセラピー®でも
とても大切にしてる

気持ち(感情)について

 

こちらの本を紹介しながら
お話していきますね。

 

 

ー・-・-目 次-・-・-・

1.気持ちの言葉
2.気持ちを大切にするとは
3.”感じる”を止めるもの
4. 感じて表現できない事で起こる問題
5.安心できる場で表現していく

ー・-・-・-・-・-・-・

 

 

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気持ちの言葉
**************

 

あなたは、気持ちを表す言葉
どれくらい知っていますか?

 

この本には
気持ちの言葉がたくさん書かれています。

 

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やさしい
悲しい
うれしい
好き
はらがたつ
こうかいする
おどろく
安心
こわい
よろこぶ
きんちょうする
つらい
はらはらする
いとしい

・・・

 

まだまだ沢山の言葉が書かれていますが

この本を初めて読んだとき

私たち人間は
こんなにも沢山の気持ちを
感じているんだぁと正直驚きました。

 

なんというか
書いてある言葉を想像できないというか
そこに気持ちがついていけてない感覚で。

 

これと似た感覚になったのは

私が心理の世界に飛び込み
自分の気持ちと向き合うことになった時。

自分の気持ちを
言葉で上手く表現できない。

 

これは自分の中で衝撃的でした。

 

 

今、何を感じてる?

 

そう聞かれても
感情や気持ちとは程遠い
理論的な説明しかできない私。

 

また、身体に違和感があっても
それがどの感情と結びつくのか?
それがどんな気持ちなのか分からない私。

 

自分がどんな気持ちを
感じているのかわからない

 

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自分のことが表現できない
それ以上に、

自分が分からない(頭真っ白)

 

ここに強く不安と危機感を
感じたのを覚えています。

 

 

また、
モヤモヤ・ザワザワを感じても
それを気持ちの言葉に出来ないと

自分のことを相手に伝えられないし
分かってももらえないですよね。

 

この本の、このページを見るたびに
気持ちの言葉を知っていることの大切さも
私は感じています。

 

 

今から思えば
気持ちを言葉にして伝えあうような
会話の経験が乏しかったことや

特にネガティブな感情を感じることを
幼少期から抑圧していたので

 

感じないように生きてきた

 

そんな私の
当たり前の姿だったのですが…。

 

 

 

気持ちを大切にするとは
********************


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↑このページには
こんなことが書かれています。

 

親に叱られて
すごく悲しくなったら
それは、あなたの大切な気持ち。

友だちにきらわれて
さびしくなったら
それはあなたの大切な気持ち。

きょうだいけんかして
はらがたったら
それは、あなたの大切な気持ち。

うれしい気持ち、悲しい気持ち
幸せな気持ち、いやな気持ち、
どれもみんな、あなたの大切な気持ち。



こう感じると悪い子だとか
こう感じていけない、などということはない。

(本の引用)

 

 

あなたは

気持ちを大切にする

と聞いてどんなことをイメージしますか?

 

 

私は
「気持ちを大切にすること」を
以下のように考えています。

 

自分の気持ちに気づくこと
その気持ちを認めて受け止めること

 

 

そう、感じるセンサーを麻痺させ
感じないように生きてきた私は

頭(正解・不正解や損得)ばかり働かせて
自分の本音にいつも鈍感な状態でした。

 

気づかない本音では「イヤ」でも
頼まれると「いいですよ」とOKする思考
→本心と違うからどこかストレス、疲れる

気づかない本音では○○が食べたいけど
周りの人と同じものを注文してしまう思考
→美味しいけど、どこか違和感が残る

気づかない本音では
Aさんと付き合うのが辛いけれど
誘われるとホロホロと合わせていた思考
→楽しくなくて反って疲れてしまう

 

 

どこか違和感がある
なぜか楽しくないし疲れる

この事実から
自分の中の無理や我慢に気づいて

私、本当は嫌なんだ
私、本当は○○が食べたいんだ
私、本当は付き合いたくないんだ

こう早めに自分の気持ち(本音)に
気づけていたら、違和感やストレスは
最小限に抑えられていたでしょう。

 

自分が何を感じているのか?

違和感やストレスや疲れは
どこからくるのか?(理由)

 

自分の状態を敏感にキャッチして
その瞬間の気持ちに気づけること

 

このアンテナってとても大切。

 

アンテナ不良のままだと
本音と行動がバラバラのままで
心と身体にバランス不良が起きることも。

 

 

例え、現実がすぐに変わらなくても

今、私は○○と感じているんだ。
こう、自分の気持ちに気づいて
認めて受け止めている状態。

 

自分が自分から離れない

 

これが
気持ちを大切にすることだし

現実を変える大きな一歩だと思います。

 

また、

気づかれなかった感情
抑圧・我慢された感情
受け止められなかった感情は

エネルギーとして昇華されず

私たちの心に身体に
”未完了の感情”として
残り続けると言われています。

 

時にはトラウマの引き金となり
多くの生きづらさの原因にもなります。

 

幼い子どもたちは

いやだ~!こわい~!
わぁ~ん!

て、気持ちを、感情を
素直に表現・発散しますよね?
(意識的に気づく前にすでに発散…)

 

そうしていたかと思えば

十分に感情発散した後は
案外とケロっと遊びだしたり(笑)

 

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今、この瞬間、感じている気持ち

 

ここに気づいて
素直に感じて認めて
表現することの意味は

この子どもたちの姿から分かりますね。

 

ありのままの気持ちを大切にして
感情表現するのに

幼い子どもを超える存在は
ないかもしれません。

 

そして、私たち一人一人にも
子供時代がありました。

 

子どもの頃のあなたは
自分の気持ちを大切にして
素直に表現出来ていましたか?

 

 

 

 

”感じる”を止めるモノ
**********************

 

私を含めて、表現よりその前に
”感じない人生”を生きていた人には

繊細で多感な幼少期に
こんな体験をしていることが多いです。

 

 

◆親がそもそも感情表現をしない人だった
◆感情を出すと無視された(嫌な事が起きた)
◆感情を出すと家族の誰かに迷惑をかけた
◆親から情緒的な関わりがなかった
◆厳しい親に育てられ主体性を奪われていた

◆虐待によって感情を出すことを否定された
◆感情を出したら笑われたり恥ずかしい思いをした
(感情を出すことは恥ずかしいことと感じる経験)
◆過去の辛い記憶に蓋をするために感情を切る

 

このような状況下でいると
素直に自分の気持ちを表現するどころか

感情自体
感じることは怖いこと
(怖いことが起きる)

 

という認知の歪みが生じて

無意識に
感じるのを止めてしまうことになります。

 

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また、家族の中で
自分が感情を感じて表現すると

誰かに迷惑をかけてしまう
誰かを悲しませてしまう

そう感じてしまう経験をするならば

 

そうやって誰かを守るために

自分の居場所である家を
平穏で安全な場にするために

自分の感情に蓋をして生きる人生
選択することになります。

 

自分が感じること
自分が感情を表現すること

ここに親から家族から
温かい反応が貰えない

それどころか
否定や拒否、無視など
子どもにとって怖い状況が起きると

感じること自体怖くなり
安心して感じることが出来なくなるんです。

 

そうやって
自分の感情を殺すことで
自分を守る生き方を覚えていくのです。

 

しかし、

気持ちや感情は自分そのもの。

 

それを
受け止めてもらえない
安心して表現できない

蓋をしないといけない
なかったことにしないといけない

 

これは
自分自身の存在否定でもあり

心の奥では
生きていること自体が
怖くて不安という感覚に繋がりやすいです。

 

 

 

感じて表現できないことで起こる問題
******************
**********

 

感情を感じていても
泣いて表現したり、誰かに話したり

不快な感情を内側に押し込めないで
健康的(適切)な表現方法で
そのエネルギーを表現できればいいのですが

 

感じている不快な感情を
適切に外側に表現できない場合

以下のような問題行動に
出てしまうこともあります。

 

表現できずに自分の中に溜まる
抱えきれない感情を感じたくないために

●不快な感情を麻痺させる行為をする
●感情を表現する方向性を誤る

→食べ物を食べまくる(過食行為)
→自分より弱いモノ(人・動物)を虐める
→自分自身を傷つける(自傷行為)など

 

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昨今のニュースで見る
「誰でもよかった」という理由の通り魔事件。

 

ここにも”キレる”寸前まで
怒りや悔しさや理不尽さなどを

本当に伝えたい、ぶつけたい人に表現できずに
自分の内にいっぱい溜め込んでしまっているという

感情表現を含む
コミュニケーション力不足
大きく影響していると感じます。

 

表現できない以前に
”感じない人生”を生きているのであれば

本当に、ある日突然”キレる”という状態が
起きるかもしれません。
(あんな優等生がどうして?)

 

逆に言えば、

それくらい私たちの内側で生まれる
感情・気持ちというエネルギーは

外側に表現したくて
本当は分かって欲しくて
本当は受け止めてもらいたい

こんな強い欲求を持っているんだと感じます。

 

 

 

安心できる場で表現していく
**************************

 

幼少期の強いトラウマにより
”感じてはいけない人生”を生きている場合

この問題を根本解決して

安心して
自分の感情を感じて
表現できるようになるためには

感情を丁寧に扱う手法の
心理セラピーが必要となってきます。
しかし、心理セラピーでなくても
まずはカウンセリング(傾聴)により

自分の気持ちを安心して表現して
受け止めてもらうという経験を
体験していくこともいいと思います。

 

また、安心して話せる人に
「話を聞いて欲しい。」と
自分の状態を聞いてもらうことも
気持ちが楽になるひとつの方法です。

※ただ、愚痴を吐き出すという
相手を感情のごみ箱にするのは
好ましくないです

 
そして、日々出来ることでおススメなのは

今、この瞬間の気持ちを
ノートに書きだすこと。

 

誰にも見られなくて
安心して自分の気持ちを表現できる場です。

 

ノートの中では
どんな気持ちを吐き出しても
誰かを傷つけることにはなりませんよね。

 

ただ、ただ
自分の素直な気持ちを
紙の上で表現しているだけ。
ペンを動かしていくと
不思議と自分の言葉が
次から次へと出ていくものです。

 
ここで大事なことがあるとすれば

 

ずらずらと
気持ちを説明するばかりじゃなくて

 

 

気持ちの言葉を使って

●私は今、○○と感じている
●~されて、私は○○と感じた

気持ちの言語化も意識してみて下さい。

 

つい、感情的になって
ミスコミュニケーションをした経験がある
という方も多いのではないでしょうか??
本当に伝えたくて
分かって欲しかったのは”気持ち・感情”のはず。

 

気持ちの言語化が
少しずつでも出来るようになると

コミュニケーションも良好になっていきます。

 

今のあなたに合ったやり方で
自分の気持ちと繋がる方法を始めてみて下さい。

 

どうしていいかわからない。

 

そんな時は
そのお気持ちをお聞かせて下さい。

 

 

 

 

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